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  ~ さくら坂保育園のブログ ~
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   読んで下さってる方、誠にありがとうございます。。。

少しでも子育ての話や保育園の裏話(!?)をお伝えしていけたら・・・との思いで始めましたが、

「読んでるよ!」って声をかけて頂いたり、感想を聞かせて頂けるとホントに励みになりました。。。

      来年は是非、コメントもお待ちしています(笑)


早いもので、あと数日で新しい年を迎えますが、


       来年も皆様にとって良い年になりますように!



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まだまだ続く・・・

クリスマス企画 №3

 みんなでクリスマス会・・・

各クラスの歌の出し物や先生達のメロディーベルの演奏などの正統派と・・・

ホントは真面目に台本まで作った先生達によるクリスマスの劇・・・のはずだった!!

しかし、そこはアドリブ好きの先生達・・・

いつの間にか台本にはない台詞ばかりなり~

 aaa.JPG


  子ども達に大ウケの
     
クリスマスの贈り物でした・・・





クリスマス企画 №4

 
各テーブルごとに、みんなで作ったミニツリーや座席表をセットして会食!

いつもは和食中心の給食だけど、昨日は“からあげ、ちらし寿司、ポテトサラダ、スープ”

本日は子ども達のリクエスト“卵のロールサンド、野菜スープ、グラタン”と洋食攻め!!

あまりパン給食がないので、子ども達はやたらとパンを食べている。。。

乳児の先生やいつもは一緒に食べられない先生達も今日はひしめき合いながら場所を

確保してみんなで食事!

  とっても賑やかな会食の時間でした。。




子ども達へ・・・
 
 いつもは元気なさくら坂っ子達・・・
時間さえあれば外へ飛び出していくのに、この2日間は誰かが何かをするのを
見たり聞いたりする時間が多かったね・・・
“静かに聞いていた”と言い難い時もあったけど、“むむのこ”の団員さん達が

  「一見、ざわざわと見ているようでも、目はしっかりと前を向き、気づいた事や
    驚いた事を一生懸命伝えようとしている姿がかわいかったよ!
      ここの保育園の子ども達は子どもらしくていいですね!」って・・・

 確かに、し~んと静かにして話を聞く態度や時間も大切だけど、
まだ小さい子ども達だから、キラキラ目で自分が発見した事や感動した事を
回りの人に聞いて欲しくてたまらない瞬間って大事だね!
そして、少しずつ…少しずつ…人の話が最後まで聞ける子どもになれるように
なろうね・・・そしたらもっとスゴイ発見や相手の気持ちに気づけるから…

 メリークリスマス!毎年、サンタさんがそんな大切な力をみんなにプレゼント
してくれているよ。

             メリー メリー メリークリスマス!
  
 新型インフルエンザの為、延び延びになっていた11月・12月の誕生日会がようやく出来た

折角予定していた日程が変更する度にご迷惑をおかけしましたが、この“インフルエンザ”は、

        キリがない!! 

どうやら小中学校で流行っていたのが、低年齢化してきて市内の保育園全体で

流行しそうな気配があるとのこと! 

      逆にさくら坂が落ち着いているのが不思議な感じ・・・



クリスマス企画 №1
              mano.JPG
  1年目保育士M先生の初デビューの日

 ※全園児が集まり集中しにくい状況で、保護者の方も
   たくさん来られている誕生会の司会を担当!!
   随分、緊張していたと思うなぁ~
        これもいい経験だけど・・・

   ~オープニングはサンタに変身した彼が誕生児を
    連れてくる所から~


クリスマス企画 №2
DSCN2593.JPG 
     “ 劇団 むむのこ ”上演!!

  まずは、軽快な歌に合わせて『ねこのお医者さん』の

 ペープサートで子ども達のハートをゲット!





  ファンタスティック!! 

 1.JPGf06bfed3.JPG913cd346.JPG









   それは、まさに ディズニーの世界

 あのパレードに使うような壮大な音楽に合わせて次々に光る影絵が生き物の

リズミカルに動いていく!!

 色んな影が真っ暗な世界に浮かび上がるのだが、ちゃんとストーリーがわかる。。。

 
 不思議なおもちゃの箱から飛び出すサーカス!

       玉乗り、空中ブランコ、回転木馬 ets...



 まさに一晩限りの “ クリスマスナイト ”
 
 
 本当は午前中に上演して欲しいけど、24・25日に予約を入れるのは

ものすごく難しくて  この時間だから上演できたのです・・・

 私達、職員にも素敵なイベントでした・・・ただ、事務の先生と子どもが

暗闇を怖がって泣いたため、その子を連れて保育室に戻ったS先生の2人

だけは、「いいなぁ~」と残念そうでしたケドね~
 

 
※園長先生から、ブログ掲載のお話を頂いた時は、少し戸惑いましたが、亡くなった後もこうやって
話題にして頂けるという事は、いい供養になるかと思い、同意致しました。
 

 
…あれから半年が経ち、佑は保育園で、家の中で、大声を出して遊んでいる。好き嫌いもなく、
ピーマン、にんじん何でもたくさん食べ、カゼとは無縁だ。
佑に対して、かあちゃんは「勉強なんかできなくてもいいから、健康であること、ただそれだけでいい」
と言っていたが、空の上からこの姿を見て安心しているんと違うかな。
 
2人では、家がやけに広く感じる。寂しいが、仕方がない。どこかの歌の歌詞ではないが、本当に何で
もないような事が幸せだったんだなと思う。夫婦ゲンカができること、妻子に見送られながら朝玄関を出て
行くことですら、特別なことだったんだな。佑が今日も保育園の前の坂を元気に歩いてくのも、当たり前で
はないことなんだ。こんなことに気付かせてくれたのも、かあちゃんが遺してくれたものの内の1つかな。
 
息子よ。オマエとかあちゃんが一緒に過ごした時間は3年半と短かったが、その分たっぷりの愛情をど
んな時も注いでくれた。佑はかあちゃんの生きた証であり分身だ。その分強くしっかり生きる義務がある。
今はいっぱい遊んで、いっぱい笑って、いっぱい泣け。ただし、心配症のかあちゃんは、常に後ろで見守っ
ておかないと落ち着かないだろうから、忙しいだろうとは思うけどね。
 
   “R.I.P”Miho. We love to you will never change forever. It keeps living in us through all        
    eternity.      Tetsu & Task
※以下の文章はご家族の同意を得て掲載しています。
 
今年、沢田知可子さんのコンサートが草津市であった・・・
ご縁があって園歌を作ってもらったので、コンサートを聴きに行った。
そこで、『会いたい』の歌が流れた時、ある一人の女性の姿を思い出して涙が止まらなくなった。
 平成19年4月 第1回入園式、その歌声の美しさに多くの人が感動したのだが、私にはある
一人の女性が涙していたのが、強く印象に残った。。。その人こそ美穂さん、その人であった。
彼女はどんな思いで聴いていたのだろうか・・・
 
 
初めて彼女の存在を知ったのは、保育課にて担当者から両親の就労の為、保育園入園希望
が出されていた方が、入所理由が就労予定から病気治療に変更になったと知らされた時だった。
 
彼女は通院しながらも、毎日保育園の送り迎えだけは自分でしていた。どんなにしんどくて
治療がつらい時でも正門前のこの急な坂道をがんばって登り続けた。
 
 それはまさに“がんばって”というような状態でも登り続けた。「大変な時は、前に車を置いてもいいし、
インターホンで呼んでくれたら迎えに行くよ!」」と声をかけてもよほどの時以外は、自分で送迎を続
けた。あまりにつらそうな様子に「送迎を誰かに代わってもらったら?」と声をかけた事もあったが、

  「おとうちゃんが、家の中の事や子どもの事…本当によく頑張ってくれている。私がしんどそうな
時は背中もさすってくれる。だからこそ、送迎だけは私の仕事だから、やれるまで頑張りたい。」

            強い意志で入院するまでやり通した。
 
 そんな意志の強い彼女でも何度か涙が止まらなくて崩れるように立てなくなった事があった。
 
彼女がいつも話していたのは・・・
  「私は最高の結婚をした。あんな素敵なとうちゃんは世界に1人だけしかいない。」

  「私の人生は人よりずっと短いけど誰より幸せだったと思う。」
 
そして、
  「死ぬのは怖くないけど、ただあの子のそばにいられなくなるのがつらい。」と・・・

 
 つらい話だけでなく遠距離恋愛中の話も聞かせてもらった。
彼女は本当にごく普通に恋愛をして子どもを生み、ごく当たり前の未来を想像していただろう。
 
時には、闘病のつらさから苛立ち、大好きなとうちゃんや我が子に八つ当たりした日は彼女は
ひどく傷ついていた。

     「こんなにも大切にされているのに・・・」
 
 彼女が願ったのは、 ただ我が子のそばにいる事だった…
 
7月1日 享年33歳。美穂さんは多くの心を残したまま逝ってしまった。
ご葬儀の時に、多くの若いママ達の姿に驚いた。園長になる前、南草津駅周辺で子育て支援関係
のNPO活動をしていた。そのサークルに来ていたママ達も大勢来ていた。彼女は病気になるまで
たくさんのママ友達とサークルに行ったり、ランチに行ったり…
           ママ友と過ごしていた姿が目に浮かんだ。
 
  彼女の話をわざわざ公開することに疑問を感じる方もいるかも知れないが、またご家族の気持ち
も考えたが、彼女の言葉がいまでも頭から離れない。
 
私達は我が子のそばにいられる…触れることができる…声が聞ける…
そんな当たり前のことがどんなに幸せな事なのか、私達はすぐに忘れてしまう。
 
 我が子を授かった時、生まれた時、、、胸の中がじ~んと熱くなった記憶が薄れかけてくる。
 
あるお母さんが「私達に何ができるのかな?」と言ってくださったが、私達ができる事は彼女が
教えてくれた“ただ我が子のそばにいる幸せを忘れずにいる事”なのかもしれない・・・
そして、彼女がこの坂をどんなに頑張って登っていたのかを知って欲しいと思った。
 
 
  “ただ、我が子のそばにいたいだけ・・・”
彼女が叶えられなかった幸せを忘れないでいたいと思う。

 
                      さくら坂保育園 園長 太田 加奈子
 
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