~ さくら坂保育園のブログ ~
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~3才児クラスの日刊より~
注)・・・・文章省略の箇所
「最近、子ども達の中で、物のやり取りがでてきました。
それは、“仲間”というものを意識するようになってきた子ども達にとって、
大好きな友達とつながっていたい!仲間に入れて欲しいという思いから
でている発達の1つです。・・・・・・・
『大好きなお友達に見せてあげたい!分けてあげたい!』という思いはわかるよ。・・・・・
・・・・交換がダメとかそういった事以前に、その物の大切さについて考えて欲しい、
子どもの思いを否定したくないという思いがあります。・・・・
“物”に頼るのでなく、自分の気持ちを言葉で伝え、
自分の力で友達関係を築いて欲しい!
“物”がなくても言葉で大好きな思いを伝えたり、
みんなで一緒に遊ぶ事で楽しい気持ちになれるんだよ・・・
・・・・子ども達と話し合いながら考えていきたいと思います。
~ 以上 ~
これは2年目の保育士さんが書いた日刊です。
3才児になると色んな事を試すようになります。その度に親や保育士は
「これっていいの!?」と悩んだりしますが、回りの大人たちは、
いつでも子どもの素直な思いを大切に受け止めながら、
共に考え気づかせていくような子育てができるといいですね
言葉だけで規制した事は知識にはなりますが、
心を置き忘れてしまう事があります。
同じ目線の、同じ立場の子ども同士が共に考える事で、
たくさんの大切なものについて気づけていけるといいですね。
そして、たくさん悩んで保育士も親も人として成長出来るのでしょう。
子ども達が引き起こす様々な行動は【困った事】ではなく
更に成長できる【チャンス】だと考えると、
どう解決していけるのか?
どのような結果が表れるのか?
これこそ、子育ての醍醐味
その中で、本当に大事な事は親子の中でも記憶として残りますが、
たわいもない事はいつの間にか忘れていくのです。
この“物”のやり取りは毎年、保育園の中で考えさせられる大きな課題で、
保育士さん達を悩ませる永遠のテーマなのです。
きっと、お父さん方の中には「あかんもんはあかんと言えばいいだけ!」と思う方も
あるとは思いますが(うちの夫がそうなので・・・)
こんな風に1つの事柄について立ち止り、じっくり考える事が保育の中では、
とても大切な事で、心を育てる保育を目指していける
さくら坂保育園でありたいです。
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